30代で情シス・社内SEからWEBエンジニアに転職する方法

おはようございます。そうすけです。

運営者:そうすけ

愛媛のエンジニア兼ブロガー。
工場勤務からIT業界にキャリアチェンジ。
主にバックエンド開発を行っています。

【ブログ運営歴】2021.6~
【プログラミング歴】2022.3~

本業:Java,MySQL、個人:Typescript

社内SEからWEBエンジニアに転職したい…!

そんな方に向けて本記事を書いております。

私自身、社内SEとして働きながら転職活動し、WEBエンジニアにキャリアチェンジを成功させた身であります(5社内定、2つ最終辞退)。

そして社内SE・情報システム部向けのキャリアについて、情報は本当に少なく、本当に悩みながら本やらブログやら、色んな情報をかき集めました。

また現役の採用担当や転職エージェント、会社経営エンジニアなど人にも会い、どのようにWEBエンジニアにキャリアチェンジしたらいいか模索してきまた。

そんな私が本記事では、情シス・社内SEの人がからWEBエンジニアに転職する方法をまとめました。

私が実体験を通して実践したノウハウを凝縮しましたので、社内SEで転職を考えている方は参考になるかと思います。

目次

どのようにやるのか

社内SEがWEBエンジニア転職するための方法
  • 技術勉強&ポートフォリオを作る
  • ポイント5つを抑えて転職活動をする

以上2点になります。

シンプルですが、かなり内容はつまっているのでご確認ください。

技術勉強&ポートフォリオを作る

プログラミングを勉強して、ポートフォリオを作りましょう。

プログラミングの基礎を勉強をする

WEB系の言語・フレームワークを勉強しましょう。
いろいろありますが、現場で利用されているようなモダンなプログラミング言語、それに付随するフレームワークを選択しましょう。

私が勉強した言語を参考程度に書いておきます。

【勉強した技術】
言語:HTML、CSS、Javascripit、Ruby
ツール:Git、Github
フロントエンド:Typescript、Vue、Nuxt
バックエンド:Ruby on Rails、MySQL
インフラ:Docker、AWS

盛りだくさんですが、これらは近年WEBエンジニアの業務で当たり前のように使われている技術スタックです。

逆に言うと、これくらいの技術を使ったポートフォリオをつくれば、業務可能な基礎は整っておりかつ自走できる人間、と判断できる材料になります。

未経験・経験者によらず、面接官の安心材料になる、というわけです。

【勉強した順番】

HTML、CSS、Javascripit

Git、Github

Typescript、Vue、Nuxt

MySQL(私は現場で学びましたので飛ばしました)

Ruby、Ruby on Rails

Docker

AWS

【期間】

3~6か月

フロントエンドはVueでもReactでもどちらでもいいと思いますが、今からならやるのであればReactが汎用的です。
(私はVueをすでに勉強していて、比較的簡単なので採用しました。)

バックエンドは色々ありますが、初心者にはRubyがおすすめです。
私も5種類ぐらい言語を触りましたが、Rubyは初心者にやさしいです。

なぜならドキュメントが整っているので困っても解決策がいっぱいネットに転がっていることと、記述が直感的で書きやすいからです。

個人的には、フレームワークのRuby on RailsがWEBシステムを理解するための知識が凝縮されているので圧倒的に勉強題材として優れている、というのが一番の理由です。

勉強のポイント

ポイントは勉強したら、簡単でいいのでアウトプットすることです。

  • 自分で動くものを作ってみる
  • ブログで学んだことをまとめる

コレだけで学習定着率が圧倒的に違います。

私のプログラミング歴は2年半と割と長いのですが、初めて1年たった当たりでもできるようになった感じがしませんでした。

アウトプットを始めたことにより理解が深まり、少しずつコードがかけたり理解できるようになってきたのでオススメします。

ポートフォリオを作る

ポートフォリオの目的としては、下記を証明するためです。

  • 現時点での技術力を証明する
  • 自走力がある人間をアピールする

ポートフォリオの存在が今の自分のアピールポイントとなります。社内IT部門で開発経験、実務経験を踏んでいたとしても、ポートフォリオを作ってください。

なぜなら経験者ほど作ってこない人が多いから面接の両立が上がるからです(採用する人達がいっていました)。

しっかり作っておくと説得力が違いますし、行きたい企業に行くためにできるだけの努力と準備を事前にしておく方が、面接のみで自分をアピールするよりラクです。

中身のコーディングまでしっかり見られることは経験上ほとんどありませんでしたが、面接では作っていることを前提としており、使用技術については非常に関心を持っておりました。

ポートフォリオの流れは下記のとおりです。

題材を決める→設計・機能の洗い出し→実装→本番反映

題材を決めるのが一番難しいと思います。

おすすめは、作りは既存のアプリをマネしながら、自分なりの身近な悩みを解決するアプリを作ることです。これでオリジナルポートフォリオができます。

私であれば食べログを参考に、植物店舗検索アプリを作りました。

ポートフォリオづくりで個人的に押さえておきたいポイントは以下の通りです。下記技術面とサービス面でアプリとして最低限クリアしておきたいです。

◎レスポンシブ対応
◎CRUD操作ができる
◎本番環境(WEB上)で動く
◎コンセプトを決める
◎READMEを作る
◎独自ドメインを取得する

参考程度に私のポートフォリオを張っておきます。

開発期間ですが、1~3か月くらいを目途に時間を掛け過ぎないようにしましょう。必ず期間を守ることを強くお勧めします。

なぜなら転職のカギは転職活動自体にあり、ポートフォリオはあくまで一つの武器であって、それだけでは採用には至らないからです。

ポートフォリオももちろん超大事です。
ですが履歴書・自己分析・面接などを重ねて自分のアウトプット力を高め、総合的に自分を魅力的に見せる必要があります。

また、機会損失もあります。
10月か4月採用が多いのですが、勉強時間と合わせて半年以上かけると、求人の多い機会を逃す可能性があるからです。

私の例でいうと10月から学習を開始し、学習に半年、ポートフォリオ開発に3か月以上かかりました。なので4月入社を諦め10月入社になり、機会を逃しました。

ある程度出来上がったら、転職活動に軸を移しましょう。

■ポートフォリオ作成中にやってよかったこと
ポートフォリオ以外の取り組みとして、下記3つは転職活動にすごく役に立ちました。

①技術ブログにアウトプットする
→人柄や努力できる証として、面接で大変評価された。
②メンタを使用する
→コードレビューやアドバイス、業界情報など現役エンジニアからもらえる。
③Paizaなどでコーディング問題を解く
→面接時のコーディングテストに慌てず対応でき非常に役立った。

特に①は有効で、ブログ自体もポートフォリオとして評価いただきました。
自分のキャリア感や勉強と並行して詰まったところなど簡単でいいので記事にしておくと、よりマッチング度と自走力の証明になります。

転職活動をする

ポートフォリオの作成が終わったら、転職サイトで転職活動をしましょう。

自分をより魅力的な商品に見せるために、武装が必要です。

なぜなら転職市場は企業にとって数百万規模のお金をかけて、広告・人財に投資するための勝負の現場だからです。

勝負を勝ち抜くためにはこちらもしっかり準備する必要があります。
経験の浅い人が希望した企業を「選ぶ」、そして「選ばれる」ためには、しっかりと知識をつけて準備し、自分を武装することで希望を叶える可能性が高まります。

まず転職の軸を決める

自分がこの転職で何を叶えたいか、優先順位を決めて下さい。

すべての希望を満たしてくれる企業はないと思って、今回の転職は何を叶えたいのか、整理しておきましょう。
転職活動中は迷うことが多いので、ここが決まっていると不安が減ります。

私の軸はこんな感じでした。

  • ビジネス部門と近い場所でエンジニアとしてスキルを磨く
  • 年収同等かそれ以上
  • 業界の将来性と興味
  • さらにその次のキャリアにつながるか

エンジニア転職のポイント5選

ポイント5選
  • 転職媒体は転職サイト中心
  • 勤務先を首都圏にする
  • 応募企業は自社開発
  • オリジナル職務経歴書を作成
  • 面接の準備をしっかりする

転職媒体は転職サイト中心

転職媒体は、GreenなどWantedlyなどの転職サイトがオススメです。
私自身、転職エージェントと転職サイトの両方を使用しましたが、未経験や微経験エンジニアは転職エージェントはおすすめしません。

個人的にはWantedlyは年収を条件にいれて検索できないので、年収をできるだけ維持したかった私はGreenを使い倒しました。

エージェントは求人の絞り込みと面接の予定調整をやってくれますが、転職サイトの場合すべて自分でやらないといけないので、大変ではあります。
ただそういったコストを背負ってでも、転職サイトには軍配があがります。

なぜ転職エージェントではないのか?

なぜなら転職エージェントは、経験が浅い場合、自社開発のような希望企業を紹介してくれないからです。

未経験者が早く受かりやすいSES企業をゴリ押ししてきます。(〇バ〇ックキャリアや〇クナビエージェントを使用した私の実体験です)

「自社開発に行くスキルはまだないから鍛えてから」「自社開発をすると人脈が広がらない」「SESの働き方はエンジニアに一番オススメ」と、あの手この手でSES求人をマッチングさせようとします。

なぜこうなるのかというと、IT業界の多くがSESでできており、昨今のエンジニア不足で転職エージェントへ多くSES企業求人が来ています。
エージェントもビジネスである以上、そういった受かりやすい企業に求人を送り込んで売上を得たいを考えています。

これはいい悪いではなく、仕組み上仕方がないです。

優良なSESもあるので否定するわけではないです。ですがWEBエンジニアとしていい案件に携われるかの運要素がかなり強く、場合によって未経験者はスキルがつきにくい仕事をさせられる企業も多いのも事実です。

逆に転職サイトの直接応募では自社開発の企業は多く求人が存在し、準備をすれば選考も複数通過できました。そして年収も紹介された求人より100万以上は高く、希望企業に採用を数社いただきました。

エージェント経由ではダメだったけど、転職サイトなら希望通りの企業に合格できた。

このこと、エージェント側も比較的人気である自社開発などを経験が浅い人に紹介するのが難しい、ということの1つの裏付けになるかと思います。

エージェント経由の企業は多くの広告費を払っており、求職者の求める期待値が高いからです。

ということで結論、未経験・微経験の段階では希望が叶いやすい転職サイトをおすすめします。

転職活動には転職エージェントを使用するのが一番オススメではあるのですが、それはあくまで自分の市場価値が高いときに有効で、まだ使用すべきフェーズではないのかなと思います。

勤務先は首都圏

東京や大阪など首都圏で働くことを前提に会社を選ぶのををおすすめします。

それは首都圏の求人数が圧倒的に多いからです。内定獲得率が圧倒的に上がります。

そもそも難易度が高い未経験転職を成功させるには、やはり応募求人の数と出社できるかどうかがカギになってきます。

私は愛媛県在住で、初めに県内の仕事を探しましたがWEB系の会社は請負会社の数社しかなく、自社開発企業はサ〇ボウズのような超大手しかありませでした。(合格率はゼロ)

ですが東京に希望地を変えると、求人が100倍以上に増え、内定も5社ほどいただくことができました。

リモートについて

個人的に出社がオススメです。

地元にいながらフルリモートワークで勤務したい、という希望はあるかと思うのですが、私の経験上、経験の浅い人ほど出社したほうがいいです。

なぜならエンジニアは専門職なので、専門技術と業務知識がないとタスクがこなせません。

そのため、おのずと上司への質問回数が増えます。また教える方も教えられる方も対面の方がコストがかかりにくく、直接指導の形式が企業もこちらもメリットです。

初心者にとって、すぐ聞ける環境がとても重要です。リモートだと会話のキャッチボールに時間がかかり、解決に時間がかかります。

最悪返答がないとなにもできないまま時間だけが過ぎてしまい、自己肯定感が下がりメンタルがやられてしまいます。

私も異動して半年くらいは無力すぎて正直メンタルきつかったです。。
聞ける人がそばにいて本当によかったと思いました

応募企業は自社開発

応募企業は下記理由から自社プロダクト開発が中心の企業がおすすめです。

・応募理由を面接官に伝えやすいこと
・開発経験が積めることが入社前からわかりやすい
・ソフトスキルを掛け算にできること

自社開発企業はサービス運営している企業なので、入社理由としてそのサービスや業界に強い関心や共感がある、と転職理由をして伝えやすくなります。企業もモチベーション高く働いてくれる人材と判断し、高評価になりやすいです。実際に自分の興味があるジャンルの開発に携わる方が面白いと思います。

自社開発のエンジニア枠であれば、業務前から携われる業務がわかりやすく、また小規模であれば開発業務を行う可能性が高いです。(受託と比べて案件ガチャが少ない)

また開発を通して自社ビジネスにどれだけコミットするか、という色が強いのが自社開発のエンジニアなので、技術力以外の部分のソフトスキルで戦いやすいです。
中途の場合今までのソフトスキルが資産ですのでそれを掛け算にできます。

例えば、要件定義などは自社開発の場合社内の事業部門と行います。
社内IT部門でやってきた関連部署とのコミュニケーションスキルは入社後活かせますし、面接でも非常に評価されます。

■経験年数について
また応募要項に「実務経験3年」とよく書いていますが、未経験でも適切なタイミングと準備さえできていれば通るパターンも多いです。
私が現在実務経験2年満たないくらいですが、3分の1くらいは書類通過しました。実際に採用サイド聞いてみたところ、未経験者の足切りの理由に使うそうで、そこまで厳守しているところは肌感として少ないです。

なので気にせずどんどん書類を出して挑戦してみることをおすすめします。

職務経歴書を作りこむ

見たくなるような職務経歴書を作りこみましょう。
基本初めは書類選考ですから、選考のスタートラインに立つためにもここにはできるだけ力を入れたいです。

下記がポイントかと思います。

必ず人に添削してもらう
②アピールしたい経歴だけ書く
③オリジナル性を加える

特に①の必ず人に添削してもらうは実施してください。

なぜなら伝える側は一生懸命になっていっぱい書こうとするのですが、読み手側にとっては読みにくい場合があるからです。
例えば、専門用語・箇条書きになっていない・誤字脱字などです。

また中途の人はこれまでの履歴をすべて書こうとすると、すごく長い経歴になってしまうかと思います。
私は社内SEのプロジェクトのみ記載して、過去5年間の開発・品質保証職については1行程度で済ませました。

最後に、オリジナル性を加えるとより良いです。

面接官に実際に聞いてみたところ、忙しいのであまり見るひまがなく、あと転職エージェントからもらえる職務経歴書の形式をさんざん見ているため、見飽きています。
そこでいつもと違う経歴が来ると、目が留まります。

と説明している私も、転職エージェントからいただいたフォーマットをベースに作成しました。。

だけど、
より自分の色を出すため順番を変えたり、
追記する形で個人事業主としての職務経歴や、
ポートフォリオの説明、ブログ・README・LT会資料のリンクなども加え、
興味を持ってくださった方が見れるよう自分の評価材料を集約しました。

■参考記事
こちら参考にして作りました。

■職務経歴書のサンプル
参考程度に合格したときの職務経歴書のサンプルをお見せできますので気軽にチャットください(個人が特定される情報はある程度ぼかします)
そうすけのプロフィール

面接準備をする

人事面接と技術面接

エンジニアの面接は「人事面接」と「技術面接」の2つがあるところが多いです。求められていることもそれぞれ異なります。

どこの会社も共通してあったのが下記質問です。このあたりを対策しておけば70点は取れます。

●人事面接

求められていること
・入社してからも活躍してくれるか・長く働いてくれるか

よくある質問
・自己紹介
・職務経歴
・自己PR
・転職理由
・志望動機

●技術面接

求められていること・技術レベルが入社して働ける水準か
・論理的思考ができるか

定番内容(&対策方法)
・IT用語の説明
Qiitaを参考に用語説明ができるようにしておく
・ポートフォリオや実務で使用した技術の採用理由
Qiitaを参考にREADMEに記載して整理しておく・ライブコーディング
paizaなどで標準入力出力に慣れながらFizzBazzレベルを説けるようにしておく

人事面接の内容は会社ごとに考えるのが良いです。とはいえ志望動機以外は共通して使えるので、企業のHPを必ず読んで、求める人物像に合わせたエピソードを選択しましょう。

技術面接は、知っているor知らない、できるorできない の2択でごまかしがききません。知識はできる限り自分で調べてブログやNotionなどにまとめておくことをおすすめします。

慌てないようにどちらもしっかり準備しておきましょう。

模擬面接

面接は事前準備がかなり大事です。

■準備内容
・模擬面接をする
・業務の棚卸して引き出しを用意する
・定番の質問についてはあらかじめ話す内容を決めておく

必ず模擬面接をしてください。

面接は非日常的な特殊なアウトプットです。練習していないと意外とうまく話せません。

日常会話では断片的な言葉を何度もキャッチボールしながら説明するので考える暇がありますし、下手でも時間をかければ伝わります。

対して面接は、短時間で一方的に質問を求められます。なので初めから自分のやってきたことを整理して初めから論理的に話す必要があります。

あらかじめ内容を考えておくことで思いつきで答えない、説得力のあるアウトプットができるようになります。

なので、メンタや転職エージェントを使って模擬面接をしてもらいましょう。

選考で必ずしたいこと

色んな準備を重ね、選考という一番重要な部分に来ました。
面接準備ができていたら、あとは正直会社とマッチするかどうかのみです。

基本は下記のような選考順で進んでいきます。

希望者のみカジュアル面談

書類選考

一次選考

二次選考

最終選考

ポイントは、このとき必ずカジュアル面談することです。

■カジュアル面談のメリット
・会社の事業内容やポジションについて直接詳しく確認できる
・面接で語るための会社情報を集めることができる
・一緒に働く社員の人柄や雰囲気がわかる
・本気度と自分の人柄を伝えれるので書類だけより選考通過がしやすい

ひと手間かもしれませんが、この面談を挟んで企業についてしっかり情報を集めることで志望理由の材料にしたり、マッチング度を確認することができます。

またその時点で人物像や関心度もわかるので書類選考にも有利に働きます。
(カジュアル面談まで進んだところで面接に行けなかったところはほとんどありませんでした。)

うまく答えれなかった時は落ち込むとは思いますが、次答えれるように苦手部分の穴を埋めていけば、どんどん面接はできるようになっていきます。

場数を踏むことで、後半の方は説明が上手になってきます。とにかく回数を重ねましょう。
(本命があるなら後半に受けるのがいいかも。。)

※別件ですが、転職サイトだと時々情報が古く募集ポジションが違うときがあり、求人情報と今回の募集ポジションが合っているか確認できることもときどきあります。なんか気まずくなるのでカジュアル面談はしたほうがいいです。

希望年収について

必ず、面接中に希望年収を聞かれると思います。

基本的に中途採用の給与は、前年収をベースで給与を考えるところが多いです。
力量が浅いうちは年収アップを強く交渉はできませんが、現年収と同等程度でというのは必ず伝えましょう。
社内SEを経由すると完全未経験ではないので、希望は全然加味してくれるところが多いです。

ただ肌感として600万以上になるとマネージャーレベルになってくるので、そこと同年収の方は下げざるを得ないかもしれません。

内定率について

書類選考も含めると未経験・微経験30代だと
20-30社に内定1-2個
と大体2-3割が相場のようです。

ちなみに私の戦績はこんな感じでした。相場通りですね。

応募企業:39社
書類通過:10社
最終面接:7社(内2社は辞退)
内定:5社

内定承諾受諾について

自分の転職の軸を満たしている企業を選んでください。

内定承諾書がでて雇用条件が確定するので、年収・業務内容・技術スタック・勤務地など確認できます。

迷うかもしれませんが、最後はご自身の判断です。

  • WEBエンジニアとして成長できる環境がキャリア初期には重要
  • 東京に住むので固定費が上がるため年収UPしたい

私の場合、エンジニアのキャリアを重視し、自走力が求められるWEB系の同年収以上がでるベンチャー企業を選択しました。

複数企業で内定を選別するメリット

できれば複数内定を比べることをオススメします。

私の経験談ですが、やっとの最終面接で社長と事業部長に

「内定受諾をこの場で決めて転職活動を終わらせろ」
「ここで決断できないやつは業務でも活躍できない」

などと、個室で詰められることことがありました。いわゆる「オワハラ」です。(怖かった。。)

私は複数内定を得ていたので心に余裕があったのでその場で何とか断ることができました。

正直最終まではいい企業だと思っていてわからなかったです。

こういった企業は余裕がないことの現れで、また社員の意見を尊重せずハラスメントをする社風ということは、入社後もある、ということです。

複数応募しておくメリットは大きく、こういった地雷企業を避けることができます。

まとめ

上記をまとめると以下のようになります

  • 経験年数を積みつつポートフォリオを作成
  • しっかり準備をして転職活動をする
    • 転職媒体は転職サイト中心
    • 勤務先を首都圏にする
    • 応募企業は自社開発
    • オリジナル職務経歴書を作成
    • 面接の準備をしっかりする

実務経験を積みながら学習を積み、出来る準備を最大限して転職する、という方法でした!

ふりかえってみて

WEBエンジニアの転職活動はやればできる

できるだけの準備もしましたが、正直たくさんバットを振り続けたので希望年収で転職できたのも事実です。

走り切ってみて、未経験・微経験のエンジニア転職って普通の転職と違い、圧倒的に準備が必要で、本当に大変だと思いました。

エージェントをしようして食品メーカーと商品開発の同業同種の転職活動もやったことがあります。準備も含めて早ければ2か月くらいで内定がもらます。

ですが、WEBエンジニアの転職は準備さえできれば案外いけることもわかりました。

WEBエンジニアは努力次第で自分のチャンスを切り開ける世界と学長がおっしゃていましたが、転職活動においてもそうだと感じました。

経験が浅い人にチャンスが来ている

あくまで私が受けた40社の中から感じた肌感ですが、エンジニア業界には下記トレンドの流れがあると感じました。

数年前の転職活動→技術力>人間力

現在の転職活動→人間力>技術力

もちろん技術力はエンジニアにとって大前提ではあります。

しかし、近年のAIの発達とエンジニアバブルでとにかく採用していた影響もあってか、人間性やソフトスキルを技術より重視する企業が多いように感じました。

これは中途でキャリアスタートさせる身にとって非常にチャンスであることだと思いませんか。

技術力だけでは新卒や学生からやってきた人間に追いつくのは超大変です。

が、ソフトスキルであれば業界未経験でも過去の資産がありますので、これらを掛け算して内定を勝ち取れるような状況はこれからキャリアを積んでいきたい人にとって追い風です。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます😊

このチャンスをつかんで、一緒に走っていきましょう!
私もまだまだこれからですので、鍛錬を続けていきます💪

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